こんにちは!
たつの市で髪質改善の美容院をしている徳永です。
今回は、
“市販カラーとの相性”について
書いていきたいと思います。
ヘアカラーというのは今では当たり前のように
ほとんどの方がされてますよね?
美容室で染める方もいれば、
何カ月に一回かは薬局で売っている市販のカラーで染めるという方もいるし、
ほとんど市販のカラーで染める方もいて様々です。
特に女性の方なんかは大変ですよね。
女性が働く時代になって、家事分担になったとはいえ、
聞いていると、それでも家のことは基本的に女性がしてますから。
子供がまだ小さいとママをあてにしますし、
ママじゃないとダメな時ってたくさんありますしね^^;
なので、
どうしても時間が無くなってしまったり、
ドラッグストアで売っている安いもので済ませてしまうことってないですか?
とりあえず染まったらいいみたいなパターンもあります。
“市販のカラーは傷む”というのは一度は耳にしたことありませんか?
美容室のカラーと市販カラーの
それぞれのメリットとデメリットがあります。
それを踏まえておかないと、
縮毛矯正をされている方だとリスクがかなり大きくなってきます。
さらに、年齢があがってくると、
頭皮にも悪影響を及ぼします。
顔周りの毛で今までなかったはずの小さい細い毛がたくさん!
なんてこともなくはないので気をつけてくださいね。
市販のカラー剤と美容室のカラー剤の違い
市販のカラー剤と美容室で染めるカラーというのはそもそも中身が異なります。
また同じ明るさに染めるとしても、
市販のカラー剤の方が髪や頭皮に与える負担はかなり大きくなってきます。
例えば、AさんとBさんがいたとします。
希望する明るさ、色味、はおなじだとしても、
使用するカラー剤は変わります。
なぜかというと、
現在の髪のダメージ具合や根元から毛先までの色の状態、
これまでの施術の履歴や褪色のスピードなどなど、
キリがないくらいの要素を踏まえてぼくは薬剤を選んでいくんですね^^
市販のカラー剤は単純です。
要は染まればOKなので、
染まりやすい髪だろうが、
染まりにくい髪だろうが、
傷んでる髪だろうが、
傷んでない髪だろうが、
確実に染まるように強い薬剤配合になっています。
危険なのはセルフで染めるという事
今まではカラー剤について話してきましたが、
最も危険なのは塗布の仕方
つまり、カラー剤を塗るのが美容師じゃないってことです。
カラーを塗るという行為は、
繊細で本当はとても難しくて奥が深い技術なんですね。
アシスタントが何気なくやってる感じですが、
実はかなり教え込まれていると思いますよ(笑)
たまに、
『後ろの見えないところは〇〇にしてもらってる』
『ネットで売ってたやつで髪に良いって言ってて…』
なんて言われてる方もたまにいますが、
ここまで読んでくれたあなたならもう何が言いたいかわかりますよね?(笑)
結局はセルフカラーと縮毛矯正の相性は最悪
ヘアカラーのダメージというのは、
【明るさ】×【回数】=【ダメージ】
という公式が成り立つんですね。
明るければ明るいほどパワーが必要なので髪はその分傷みますし、
同じ場所に何度も何度も回数を重ねると髪は当然傷みます。
素人がやると塗り方のムラがほぼできているので、
薬剤の効きにもムラが生じてダメージが増えます。
そんな中で美容室メニューの中で、
1.2を争うぐらいのダメージメニューである縮毛矯正という技術は、
まずやる前にどれぐらいの状態かをしっかり見ておかないといけません。
癖の種類、強弱、髪質、毛流れ、毛量に加え、
“髪のダメージ度合い”の見極めが大事になってきます。
経験豊富なプロの美容師でも、
セルフカラーのダメージの予測は限界があり、
状態によっては仕上がりに妥協しないといけません。
またセルフカラーをしていると、
・ビビり毛
・クセの伸びが甘くなる
・根折れ
などを引き起こす場合があります。
セルフカラーのダメージがひどく薬剤の反応が予測できないので、
弱めに設定するしかなくなるんです。
クセの伸びが甘くなるのはまたお直し可能ですが、
ビビると後々誤魔化し続けるしかありません。
なので、
どんどん選択肢が減っていくことをご了承ください(-_-;)
まとめ
今回は、
ざっと“市販カラーとの相性”について書いていきました。
髪質をこれ以上落とさないためには大事なことですので、
注意していただけたらと思います。
今日も読んでいただきありがとうございました♬
たつの市で髪質改善の美容院 をしているビレカの徳永でした^^
TEL 0120-39-0077