こんにちは♪
たつの市で髪質改善の美容院をしている徳永です✄
今回は“くせ毛になる8つの原因”について解説していきたいと思います^^
①毛穴の形状によるくせ毛
まず、毛穴の形状によるくせ毛についてなんですが、
直毛は毛穴からまっすぐ生えているのに対して、
くせ毛は毛穴自体が歪んでいます。
毛根自体が曲がっていることから、髪が作られている時にすでに捻じれたり、
湾曲しているということが立証されています。
つまり、
髪の形状は生えてからではなく、毛根からすでに決まっているんですね。
例えば、
ドラッグストアに売ってるくせ毛ケアなどは髪の毛に対してアプローチするものなので
現時点でのくせ毛ケアは根本的にくせ毛を治すものではないことは覚えておいてくださいね^^
②遺伝によるくせ毛
日本人というのは世界的な規模で見ると、直毛が多いんですね。
クセの強い弱いは個人差があり、直毛の人もいれば両方の髪が混じっている方も多くいます。
髪質は遺伝の要素が大きいことが明らかになっていて、
両親が直毛だと子供の髪は直毛になりやすく、
両親がくせ毛の場合は子供の髪はくせ毛になる確率が非常に高いとされています。
くせ毛は直毛と比較すると、“優性遺伝”みたいですよ^^;
優性(ゆうせい)とは
優性は優性生殖の遺伝に関する現象である。
一つの遺伝子座に異なる遺伝子が共存したとき、形質の現れやすい方(優性、dominant)と、
現れにくい方(劣勢、recessive)がある場合、優性の形質が表現型として表れる。
つまり、
何が言いたいかというと、
くせ毛の方が遺伝子が優れているというのではなく、
次世代に受け継がれる確率が高いということになるんですね。
例)
父親-くせ毛 母親-直毛
この場合の子供は50%の確率で直毛かくせ毛かに分かれそうですが、
くせ毛が優位性遺伝になるので、75%ぐらいの確率で子供はくせ毛のになりやすい感じ。
パーセントはあくまで目安なので大まかな感じですよ。
違う例)
父親-直毛 母親-直毛
両親が直毛の場合は非常に高い可能性でおおよそ90%くらいの確率で
子供の髪は直毛になると前述しましたが、稀にくせ毛になる方もいるようです。
この場合は“隔世遺伝”と言われていますね。
隔世遺伝(かくせいいでん)とは
個体の持つ遺伝形質が、その親の世代では発現しておらず、
祖父母やそれ以上前の世代から世代を飛ばして遺伝しているように見える遺伝現象のこと。
間歇遺伝(かんけついでん)や先祖がえり(せんぞがえり)の一部も、
この隔世遺伝によるものである。
両親が直毛でも、子供から見たら祖父母やそれより前の世代の遺伝子を受け継いだということになります。
くせ毛になるかならないかは確率論の話になるので、両親の髪質が非常に高い確率で反映されるけど、
絶対ではないと言えますね^^
③成長期にで始めるくせ毛
生まれた時からくせ毛の子供もいれば、成長する過程でくせ毛になる子供もいます。
「子供の頃はくせ毛じゃなかったのに」
「昔は髪の毛も柔らかかったのになぁ…」
なんて言葉は聞いたことがあるフレーズです。
これはこの“成長期”が関係していて、思春期後の3〜4年間のことを指すようです。
髪の毛に限らず、子供の体から大人の体になる期間で、
体の内外に様々な変化が現れる期間になります。
子供の頃は頭蓋骨の変化も激しく、頭皮や毛根などが安定しにくい時期と言われています。
成長と共にそれらが安定していくことで毛髪も硬く進化し、くせ毛へと変化していくと考えられています。
この大人の体を形成していくうえでも、大人の毛髪に変化していくうえでも、
それらはホルモンバランスの影響がとても大きいです。
女性はより女性らしく、男性はより男性らしい体になっていくので、
当然、髪も同じように変わっていきます。
この成長によって出始めるくせ毛というのは遺伝との因果関係はないと言われていますが、
ぼく個人としては、多少は関係しているんじゃないかなと思っています。
子供の頃の髪質ではなくて、大人になってからの髪が本来の自分の髪質ではないかと考えています。
④髪のダメージによるくせ毛
実は、くせ毛はダメージすることによっても発生します。
そのせいで「自分はくせ毛になった…」と勘違いをされている方も非常に多いですね。
でもそれは元々のくせ毛ではなくヘアケアを正しく行なっていない、
もしくは痛むメニューを繰り返したなどで起こったくせ毛なので
“減らすことのできるくせ毛”かもしれません。
髪の毛がダメージを受け、毛髪内部の構造に偏りが出来てしまうことにより
髪にうねりが出てしまうと考えられています。
これはトリートメントや髪質改善などで解消されるかもしれませんね^^
⑤ホルモンバランスの変化によるくせ毛
③の“成長期で出始めるくせ毛”に重複する内容になります。
様々なホルモンの中で「毛」と関わりのはエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンと
アンドロゲンと呼ばれる男性ホルモンです。
髪の毛は特に、エストロゲンとの関わりが深く、
一方でひげや胸毛などの体毛はアンドロゲンとの関わりが深いです。
女性は前述したような成長期だけでなく、
妊娠、出産、更年期や閉経などホルモンバランスが大きく崩れる場面が多く髪質が変わりやすいです。
今まで直毛だった髪の毛がくせ毛になってしまうことは多々あります。
実際にそのような節目で髪質やクセの状態に大なり小なり変化が出て悩んでる方に相談されてきました。
男性の薄毛・ハゲが頭頂部に多く見られて、女性にはあまり見られないのも、
この女性ホルモンと男性ホルモンの関係が深いんですね。
健康な毛髪のためには男性女性問わず、
女性ホルモンであるエストロゲンが大切ですよ^^
⑥髪密度の低下によるくせ毛
年齢を重ねるにつれて、髪の毛は徐々に変化が起きてきます。
例えば、
白髪が増えてきたり、ボリュームが減ってきたり、髪の量昔に比べ減ってきたり…
その変化のひとつにくせ毛が出てきたり、増えることも含まれています。
最近は、エイジングによって不規則なうねった髪の割合が増えてていくことがわかってきました。
その原因が髪密度の低下にあります。
くせ毛というのは、そもそも髪の毛内部の性質の異なる二つの「コルテックス細胞」が
偏って分かれてあちこちにあることで髪にうねりが出ています。
この髪密度の低下は、毛根に栄養や酸素を運ぶ機能が徐々に衰えてくるため、
毛根でつくられる毛髪自体が細くなり、その結果として起こると考えられているんですね。
⑦生活習慣の乱れによるくせ毛
髪の毛というのは正直でその人の体内環境を物語ってくれます。
それは、髪とは皮膚が変化したもので重要な排泄器官の役割を担っているからなのです。
最近は芸能人がドラッグでよく捕まりますが、その時に検査するのが尿や毛髪の検査。
あの毛髪の検査では、いつどんな薬を飲んでいたか?が鮮明にわかってしまいます。
その他にも睡眠状態やストレス、食生活なども解明することができ、
頭皮からどれくらい髪が伸びているかという逆算でそれがいつどれくらいの期間で、
ということも判断することのできる非常に多くの答えが残っている証拠のような器官なんです。
なのでドラッグを使用していて、バレないようにバッサリ髪を切る芸能人もいます。
つまり、食、睡眠、ストレスなど様々な影響が髪に出るんですよね。
無理なダイエットもわかりやすいぐらいに髪に出ますのでご注意を^^;
⑧病気や服用薬によるくせ毛
病気やそれによる薬の副作用でくせ毛になってしまうケースも多々あります。
よく知られているのは抗がん剤治療の副作用によるものですね。
もともとサラサラの直毛だった方でもくせ毛が生えてきたりします。
これは確率としては高いとのことで、薬との相性もあるのでしょうがないですよね。
まとめ
くせ毛にもいろんな種類や原因が考えられるということですね。
特にダメージした毛に関しては髪の中がスカスカになると、
おさまりが悪いのでしっかりとトリートメントすれば、
キレイになります^^
クセを正すのか、生かすのかは求めてるデザインにもよるので、
デザインによってメニュー展開が異なります。
まずは“どういう風にしていきたいのか”を明確にするといいですよ^^
今日も読んでいただきありがとうございました♬
たつの市で髪質改善の美容院をしている徳永でした✄
TEL 0120-39-0077