こんにちは!
たつの市で髪質改善の美容院 をしている
ビレカの徳永です^^
今回は“枝毛の正しい予防法”について
書いていこうと思います。
・枝毛のせいで髪がうまくまとまらない
・毎日セルフケアをしているのに結局枝毛ができてしまう。。。
そんな方はぜひ参考にしてキレイなツヤ髪をキープしてくださいね^^
枝毛ができる仕組み
一本の髪の毛は大きく分けると3つの層で成り立ってるんですね。
髪の中心にある芯が『メデュラ』
その次にそれを覆うのが『コルテックス』
さらにそれらを包みこむのが『キューティクル』
ちょっと単語が専門的なのでここでは海苔巻きに例えますね^^;
メデュラは具材のきゅうりやたまご。
コルテックスはご飯。
キューティクルは海苔です(笑)
このご飯の部分(コルテックス)が髪の毛の85%から90%を占めています。
タンパク質や水分はこのご飯の部分に仕組まれているんですね。
例えば髪の毛の色や太さなどは人によって違うと思いますが、
このご飯の部分によって決まるんですね。
ご飯を覆う海苔(キューティクル)はとても硬くて丈夫ですが、
なんらかの原因でダメージを受けてしまうと剥がれたりめくれたりします。
そうなると、ご飯に含まれてるタンパク質や水分が流出して髪が
傷んでしまいます。
タンパク質は細い繊維状になってますので、
縦に裂けやすい性質をもっています。
水分が流れて髪が傷むと、髪が縦に裂けてしまって
いわゆる『枝毛』ができてしまいます。
枝毛と切れ毛の違いって??
髪の毛が縦に裂けてる状態が『枝毛』
途中でプツんと切れてしまってるのが『切れ毛』
つまり、
枝毛は縦に裂けてる状態。
切れ毛は横に切れてる状態。
頭のてっぺんでツンツンした毛があったら、
それは切れ毛かもしれませんね^^;
切れ毛が多いと、髪のまとまりが悪く、
見た目もキレイに見えにくいので避けたいですよね。
ただ枝毛も切れ毛も実は原因は似たようなものです。
枝毛になりやすい髪質
枝毛になりやすい髪質というのは、どちらかというと、
細くて柔らかい『軟毛』の方が枝毛や切れ毛になりやすいですね。
その理由は、
軟毛の場合はご飯(コルテックス)の部分が密度が低いからなんです。
さらに海苔(キューティクル)の部分も薄いからです。
硬毛の人よりも対策をした方がいいかもしれません。
そもそも枝毛はトリートメントで治るのか?
結論から言うと、切るしかありません。
例えば、枝毛がひどいのって毛先が多いですよね⁇
この毛先の枝毛は一回全部切った方が全体がキレイになるスピードが
圧倒的に早いと思います。
どれくらいかというと、
枝毛になってしまった部分だけでなく、
5cmくらい上まで切ってあげることが大切です。
髪の毛が長くなればなるほど毛先まで栄養が行き渡りづらくなります。
なのでこまめにカットをすればキレイに髪を伸ばしていけます♪
あんまり切りたくないという方は
『枝毛カット』だけという方法もオススメです。
枝毛カットってなに?
枝毛カットというのは、
『枝毛のみを切ること』です。
ただし、切ったからといってケアを怠ると、
また枝毛だらけになってしまいます。
理想は1ヶ月半から2ヶ月に1度はこの枝毛カットを
してほしいです。
枝毛カットのメリット
髪の長さを一切変えずに
髪の量もとらずに枝毛カットをするだけで
髪のボリュームが落ち着き、
引っかかりも減り、
ツヤも実感できます。
枝毛カットのデメリット
特にありません。
強いて言うなら、
枝毛カットだけにお金を払いたくないという方には
不向きじゃないでしょうか。
キレイにしていくうえでは、
かなり大事なことではあるんですが。。。
あと、
自分自身で毛先の束を手にとって枝毛をプチプチと
手で引きちぎる方がいるんですが、
実はこれは結構NGなことなんです。
理由は、
さらに新しい枝毛をたくさん作ってしまうからです。
癖になってる方もいると思うので、
絶対にやめてくださいね^^;
髪は死滅細胞ということは一度は聞いたことがありませんか?
要は死んだ細胞のために、再生はしないということです。
残念ながら、美容院でどんなに高いトリートメントをしても、
枝毛になった髪が元の状態に戻るということはありません。
切るだけでなく、今の枝毛になってる原因を見つけ出さないと、
また繰り返してしまいますよね。
『なぜ今のような枝毛になってしまったのか?』
その原因を探すことが最も大事になってきます。
せっかく傷んだ髪をバッサリと切ったのに、
枝毛になってしまったら、
原因を知らないままだと、また数ヶ月もしたら、
また枝毛だらけなんてことにもなってしまいます。
あなたは枝毛を切っても切っても毎回毛先に枝毛が出てきてしまう
なんてことにはなってませんか?
ぼくは買う買わないは別として、
ヘアケアをきちんとご説明させて頂き、
徹底させて頂いてるので、
『枝毛が減った』
という方がほとんどです^^
枝毛をつくる原因&対策
①高音アイロンの使用
髪の毛というのは約80%がタンパク質でできているんですね。
タンパク質といわれるもので身近なものだと、
お肉、魚、卵などがタンパク質に分類されるものになります。
例えば、これらを調理する際に思い出して欲しいほしいのですが、
熱を通すとどうなりますか?
そうです。固くなりますよね。
これを“熱変性“というんですが、
髪の毛も同じようなことになるんですね。
つまり、一度熱変性して固くなってしまったタンパク質が、
柔らかく戻るということはないんです。
肉や魚、卵なども火を通すと、
通す前よりも確実に固くなりますよね?
この固くなってしまったものに、
何をしても生の肉に戻ることはありません。
高音のアイロンを何度も何度も使い続けてしまうことは
髪の内部を同じように固くしてしまってるんですね。
固くなると、髪に柔軟さがなくなって折れやすく、
裂けやすい髪になってしまいます^^;
②シャンプーやトリートメントが合っていない
そもそもシャンプーの洗浄力が強すぎて
乾燥しているケースが多いです。
・カラーやパーマ、縮毛矯正をしたことがない
・アイロンもほとんどしようしていない
なのに枝毛がたくさんあるとすれば、
原因は普段使っているシャンプーやトリートメントです。
極端な言い方をすれば、
シャンプーは、髪や地肌の汚れを落とす洗剤のようなものです。
よく市販のシャンプーがダメだと聞くことがあるかと思いますが、
市販のシャンプーの何がダメなのかというと、
市販のシャンプーの中には、車のエンジンのギトギトな油汚れを落と
せる強力なものまであるんですね。
毎日使うものだからこそ、こだわって、
個人個人に適したシャンプーを使いましょうね^^
③髪をドライヤーで乾かさずに自然乾燥させている
どうしても暑かったり面倒くさい理由から後回しにしたり
することもあると思います。
でも実は髪の自然乾燥は、枝毛ができる大きな原因になります。
髪が濡れたままだとキューティクルが開きっぱなしなので、
タンパク質や水分がどんどん流失してしまいます。
その他にも、
・カラーを自分で染め続けている
・パーマや縮毛矯正をしているのに、特別なヘアケアをしていない
・紫外線にるダメージ
・栄養不足、睡眠不足、ストレス など。
さまざまな要因が混ざって今の枝毛状態をつくっています。
実は枝毛を切ってからがとても大事ということなんですね^^
まとめ
いかがでしたか?
今回は“枝毛の正しい予防法”について
書いていきました。
枝毛をなくす、枝毛を予防する、1番の方法は
こまめにカットする(枝毛カットする)こと。
理想は30日、もしくは45日くらい。
1度枝毛ができてしまうと、
手触りなども含めて、どうやっても元の状態には戻りません。
(見た目だけなら方法はありますが)
原因を知って適切な予防することが大切ということでした^^
今日も読んでいただきありがとうございました♬
たつの市で髪質改善の美容院 をしているビレカの徳永でした^^
TEL 0120-39-0077